マックギル大学ベッドサイド超音波のディレクターであるピーター・ステイマッツ医師はこのウェビナーで、超音波がどのようにして解剖学を学び、臨床評価を改善する助けとなるか、そして超音波を既に完全なカリキュラムに組み込み、統合する方法を示し、 4年間の学部プログラムで超音波カリキュラムをサポートするための教員とリソースを提供しています。

スティーブン・ハスキンス医師は、周術期の設定において、麻酔医のための強力なツールとして焦点を絞った心臓超音波の新たな役割を示しています。また、ポイント・オブ・ケアでの超音波検査機器（POCUS）が患者さんの容態に関する評価方法をどのように変え、医療上の決定がどのように行われるかについて説明しています。さらに、Dr. Haskins は物理的な検査の変化に向けた触媒として超音波機器を強調しており、技術が医療における教育と経験のギャップをどのように迅速に橋渡しかについても説明しています。そして経胸壁心エコー検査（TTE）と経食道心エコー検査（TEE）の違いについての記述、異なる心臓超音波検査（FoCUS）のビューの表示、FATE のプロトコル等の周術期ケアにおける POCUS の文献レビューも行っています。

ロマリンダ大学メディカルセンターの麻酔科で、周術期超音波および臨床研究ディレクターであるダビンダー・ラムシン博士は、「術後のポイント・オブ・ケア超音波の紹介」を行います。彼は、超音波技術の進歩を見直し、ポイント・オブ・ケア超音波が周術期の設定とどのように関連しているか、そしてそれがどのように身体診察とベッドサイドアセスメント技術を改善するかについて議論しています。周術期の設定に焦点を当てたポイント・オブ・ケア超音波に関する包括的な教育カリキュラムであるF.O.R.E.S.I.G.H.Tプロトコルを提示しています。